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川口で田口八重子さん写真展 「拉致被害者の帰国を」

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川口で田口八重子さん写真展 「拉致被害者の帰国を」

 北朝鮮による拉致被害者で川口市出身の田口八重子さん(62)=拉致当時(22)=の写真展が市立中央図書館で開かれている。田口さんが拉致されたとされる昭和53年6月から40年が過ぎる中、日本人拉致問題への関心を高めてもらうため、市と拉致被害者や特定失踪者の家族らでつくる「拉致問題を考える川口の会」(前原博孝代表)が企画した。3日まで。

 田口さんの幼少期や、兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(80)の結婚式に収まる中学生時代の写真などを展示している。市内に住む会社員の白野実さん(54)は「白黒の写真を見て40年の歳月の長さを改めて感じた。一日も早い被害者の帰国を望んでいる」と話した。

 川口の会のメンバーで田口さんの義姉、飯塚綾子さん(71)は「残された家族は高齢になって時間がないが、『必ず助けるから元気で待っててね』と伝えたい」と語った。