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「週刊アキタ」40年の歴史に幕 活字メディアの将来暗示?

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「週刊アキタ」40年の歴史に幕 活字メディアの将来暗示?

最終月となった4月に発行された週刊アキタ。右が最終号の4月27日発行分 最終月となった4月に発行された週刊アキタ。右が最終号の4月27日発行分

 小畑さんは、書くネタを探すために続けてきた新聞各紙の切り抜きを今も日課として続けている。「ボケ防止も兼ねているから。でもご飯を食べていても、何だか味気なくてね」

 廃刊を知った長年の読者から、小畑さんの元にはがきが何通か届いた。ある読者は「ペン1本で人生の喜怒哀楽を切り開いてきた。さぞ無念でしょう。同情します」と書いてきた。

 新聞の役割とは何か。「地方の読者にとっては病院や警察、消防などの地域情報のよりどころ。加えて『いいものはいい、悪いものは悪い』と書く力がなければ滅びてしまう。新聞は永遠になくならない、と思いたい」と力をこめる。

 紙媒体がインターネットに取って代わられようとしている時代、その力が引き継がれるのか。小畑さんの危機感は、メディア業界のあり方を問いかけている。

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