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途上国を食堂から支援 関学大生が新メニュー考案 売り上げの一部を給食代に

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途上国を食堂から支援 関学大生が新メニュー考案 売り上げの一部を給食代に

新メニューを考案した関西学院大の森美月さん(中央)ら=西宮市六湛寺町 新メニューを考案した関西学院大の森美月さん(中央)ら=西宮市六湛寺町

 関西学院大(西宮市)の女子学生が、売り上げの一部を発展途上国の学校給食代に寄付する大学内の食堂の新メニューを考案した。栄養バランスなどを考えた3品を7月2日から13日まで提供する。寄付の目標金額は6万円で、学生らは「多くの人に味わってほしい」と呼びかけている。 (中井芳野)

 食堂で提供する1食に付き20円を寄付し、発展途上国の子供たちの学校給食支援にあてる社会貢献運動「TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・ツー)」の一環。健康的なメニューを提供することで、肥満や生活習慣病の解消にもなると、全国の企業や大学などで広く取り入れられている。

 関学大では、多文化共生など社会問題を学ぶ人間福祉学部の女子学生3人が、多くの学生に飢餓の現状に目を向けてもらおうと企画。何度も試作を重ねながら、野菜を多く取り入れた低カロリーのメニューを考案した。夏らしさや学生が好む味付けを意識しているという。

 メニューは、ごま香るねぎ塩豚丼(432円)▽鶏ピリカラ冷やしうどん(398円)▽牛肉と茄子のトマト煮セット(432円)-の3品。豚肉の疲労回復効果や唐辛子による脳の活性化などにも気を配った。西宮上ケ原キャンパス内の食堂で提供される。一般客も利用可能。メニューを考案した人間福祉学部3年の森美月さん(22)は「学生に限らず、地元の人にも多く食べてもらい、貧困問題に目を向けるきっかけになれば」と話していた。