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お水取り、仏像…鮮明に 東大寺で来月3日から写真家・三好さん作品展

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お水取り、仏像…鮮明に 東大寺で来月3日から写真家・三好さん作品展

 写真家の三好和義さん(59)が撮影した東大寺や正倉院の行事や仏像などの写真70点を紹介する「天平の楽園・東大寺と正倉院」展が、7月3日から東大寺本坊大広間で開催される。同13日まで。

 三好さんは徳島県出身の写真家で、「楽園」をテーマに世界各地で写真を撮り続けている。宮城県多賀城市で開催された東日本大震災復興記念特別展「東大寺と東北」の展示写真の撮影を同寺から依頼され、昨年秋から奈良市に転居。最新の機材を使い、東大寺二月堂の修二会(お水取り)の様子を鮮明にとらえたものや、肉眼では見えない仏像の表面の質感を高精細に描き出した写真などを半年かけて撮影してきた。

 写真は最大で縦2メートル、横3メートルのパネルにプリントされており、三好さんは「目で実際に見たときとは異なった不思議な体験をしてもらえると思う」と話す。

 また、過去に撮影した楽園の写真を和紙に印刷し、絵画のような質感に仕上げた掛け軸を上段の間に展示しており、100畳の本坊大広間全体を使って幻想的な空間を演出している。

 開場は午前9時半~午後5時半(入場は閉館30分前、最終日は午後3時まで)。入場には拝観料500円が必要。三好さんによる作品解説が連日午後1時と3時(最終日は1時のみ)に行われる。

 問い合わせは同寺(電)0742・22・5511まで。