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ナルトオレンジ新商品の構想発表 洲本で第1回ワークショップ

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ナルトオレンジ新商品の構想発表 洲本で第1回ワークショップ

ナルトオレンジを使った新メニューの構想を発表する参加者=28日、洲本市塩屋の洲本総合庁舎 ナルトオレンジを使った新メニューの構想を発表する参加者=28日、洲本市塩屋の洲本総合庁舎

 淡路島でしか栽培されていない果実「ナルトオレンジ」を使ったグルメ開発の第1回ワークショップが28日、洲本市内で開かれ、参加した飲食店の担当者らが構想中の新メニューなどを発表した。

 ナルトオレンジは厚い皮と強めの酸味、ほろ苦い味わいが特徴。約300年前に徳島藩主・蜂須賀家の家臣がダイダイに美味な品種を見つけたことが始まりで、種を受け継いだ子孫が藩主に献上したところ高く評価され鳴門海峡にちなんで名付けられたという。

 洲本農林水産振興事務所によると、ナルトオレンジは淡路島でしか作られておらず、ピーク時の昭和45年に約200ヘクタールで年間約2800トンが生産されていたが平成27年には約9ヘクタール、年間約90トンまで減少。生産者の多くが70歳以上になっており、絶滅の危機にひんしているという。

 ワークショップは、新商品の開発とプロモーションを通してナルトオレンジをもう一度盛り上げようと、島内の農畜水産物や加工食品を扱う企業などで構成する「食のブランド淡路島推進協議会」が計画。島内の飲食店や宿泊施設を中心に38人が参加した。

 参加者たちは構想している新メニューを1人ずつ発表。皮を混ぜたケーキや実を使ったゼリー、ジュースやアロマオイルなど、さまざまなアイデアが出た。観光情報誌「じゃらん」のグルメ開発担当者らの講演もあり、メニュー考案や提供スタイルなどのポイントを説明していた。参加者は今後、ワークショップを重ねて商品を作り上げ、来年3月に発表して島内外にPRしていく。