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浦安屋形船、もっと気軽に 7月から定期乗り合い事業実施 東京湾で夜景と料理満喫

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浦安屋形船、もっと気軽に 7月から定期乗り合い事業実施 東京湾で夜景と料理満喫

 一度は乗ってみたい「浦安屋形船」。原則として団体貸し切り制だが、浦安遊漁船協同組合は7月から、家族やカップルらが気軽に楽しめる定期乗り合い事業を始める。東京湾で夜景とおいしい料理が満喫できる浦安屋形船に体験乗船した。 (塩塚保)

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 夕方、熱気を放った太陽が西の空に沈み、旧江戸川周辺には涼しい川風が吹き渡る。浦安橋近くの桟橋から船宿・西栄の屋形船に乗り込んだ。船内は椅子席で、ゆったり座ることができる。さあ、出船だ。屋形船が快適な速度で川を下っていく。

 東京湾に入ると、葛西臨海公園(東京都江戸川区)の沖で若い船頭がいかりを下ろし、停泊した。海上から、東京ディズニーランドや葛西臨海公園の大観覧車などを望み、非日常的な風景が広がる。

 船内のテーブルには新鮮な刺し身や熱々の天ぷらなどの料理が並ぶ。冷たいビールを飲みながら、おいしくいただいた。

 船宿・西栄の西脇賢太郎社長は「川や海から陸を眺めると、全然違う風景が現れる。厨房(ちゅうぼう)で作った揚げたての天ぷらが一段とおいしくなります。一度、体験してほしい」と話す。

 屋形船は人気が高いが、原則として団体貸し切り制で、気軽に参加することが難しかった。同組合は浦安の貴重な観光資源である屋形船をもっと活用しようと、浦安観光コンベンション協会と協力。定期乗り合い事業を浦安市の支援で、社会実験事業として実施することになった。

 同協会の桑田幸一会長は「団体貸し切りで運営してきたが、家族やカップル、小さなサークルでも乗船できる。船遊びはお大尽だけでなく、みんな気楽に楽しめます」と笑顔で語る。

 同協会は今後、浦安を訪れる外国人観光客にも屋形船の魅力をアピールしていく方針だ。

 実施日程は7月22日▽8月14日▽8月26日▽9月6日▽9月22日など全16回。午後7時出船。9時半帰着。定員40人。最少催行人数10人。大人(中学生以上)1万800円、小学生以下5400円。申し込みは2人以上で、7月2日から浦安観光コンベンション協会ホームページで開始。問い合わせは同協会(電)047・350・7555。