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【サッカーW杯】代表躍進、監督母校に刺激 1次リーグ突破へ地元からエール 埼玉 

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【サッカーW杯】
代表躍進、監督母校に刺激 1次リーグ突破へ地元からエール 埼玉 

 サッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグで、「1勝1分け」と健闘している日本代表は28日夜、決勝トーナメント進出をかけてポーランド戦に臨む。西野朗監督率いる西野ジャパンの決勝進出への期待が膨らむ中、西野氏の母校、浦和西高の後輩たちはエールを送るとともに、OBの活躍に刺激を受けている。

 浦和西高のサッカー部は27日、いつものように練習に打ち込んでいた。創部68年の古豪。部員は140人だが、曜日や時間帯で練習するメンバーを分けている。グラウンドの隅には「絶対無二の一蹴」と書かれ、ゴールポストに見立てた大きな板がある。ここで高校時代に毎日、シュート練習に打ち込んでいた西野氏。現役のサッカー部員もシュートを繰り返す。

 3年の唐牛(かろうじ)七海主将(17)は先輩の活躍について「みんな、やる気になっている。昨年と比べても練習に早く来てやっている。自分たちのOBが日本代表を率いているのは本当にすごい」と目を輝かせる。ポーランド戦については「引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるが、勝って次に進んでほしい」とエールを送った。

 唐牛主将は昨年、浦和西高が30年ぶりにインターハイに出場した際のレギュラーメンバー。市原雄心監督(41)は「昨年の現役生の活躍にOBが刺激を受けた。今年は西野さんのW杯での活躍に現役生が刺激を受ける。伝統校ならではの良い部分だ」と相乗効果に笑顔をみせる。

 一方、日本代表の激戦を大型テレビで流している居酒屋「酒蔵力」浦和本店(さいたま市)の今井俊博店長(39)は西野氏について「状況に応じたバランス感覚は日本で1番の監督。ポーランド戦に勝って決勝トーナメントに進出してほしい」と力を込めた。(川上響)