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大学生、一日就業体験スタート 30社から何社でも 山梨

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大学生、一日就業体験スタート 30社から何社でも 山梨

 県内の8大学と市町村、経済団体などが今年度、大学生の県内企業への就職を働きかけるため、県外を含む大学2、3年生を対象にした「一日就業体験」を始めた。甲府市内で27日に開いた地方創生会議で公表した。

 大学生の就業体験(インターン)は通常、1社で80~90時間を超えると大学の履修単位が取得できる。

 新設した一日就業体験「ワンデイ フューチャーサーチ」は単位の取得はできないが、趣旨に賛同した30社から興味のある企業を何社でも訪問できる。

 受け入れ先の企業は、機械、貴金属、食品製造、建設、情報通信、飲食、小売り、観光、農業など多分野にわたる。

 希望者は山梨大地域未来創造センターに申し込み、訪問日程を決める。参加後に企業の特色や課題などをセンターへ報告する。8月10日には体験報告会も計画され、参加者同士で体験の共有を図る。

 同センターは「全国の学生に『山梨の企業を知ってもらう』ところから始めたい」としている。

 取り組みは国の地方創生推進事業として行われる。同センターによると、9大学の平成29年度の県内就職者は986人。県内就職率は32・8%で、前年度比で上昇した27、28年度から減少に転じた。

 「好況を背景とした首都圏の求人増で、県外流出が増えたのではないか」とみている。