産経ニュース

大手門など復元へ一役 旧水戸城、寄付瓦の記名会

地方 地方

記事詳細

更新


大手門など復元へ一役 旧水戸城、寄付瓦の記名会

瓦に記名する寄付者=26日午前、水戸市水府町(上村茉由撮影) 瓦に記名する寄付者=26日午前、水戸市水府町(上村茉由撮影)

 旧水戸城大手門などの復元に使用する瓦が焼き上がり、寄付者が氏名などを瓦に書き込む記名会が、水戸市水府町の市青柳公園駐車場で行われている。

 復元は明治維新150年を記念した事業で、教育と観光の拠点とすることが狙い。復元されるのは旧水戸城の大手門、二の丸角櫓(すみやぐら)、土塀で、瓦を購入してもらう形で寄付を集め、事業費の一部を賄う。寄付は平成27年4月末から今月22日までに約7400万円が集まったが、市は1億円を目標にしており、記名会の開催でてこ入れを図りたい考えだ。

 26日は朝から次々と寄付者が来場し、氏名や日付、メッセージなどを瓦に書き込んだ。記名した同市本町の主婦、大久保たかさん(93)は「私の寄付した瓦が使われると思うと満足感がある。完成した門を見るのが楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。

 大手門は茨城国体が開催される31年9月に完成予定。記名された瓦は年明け頃からふかれるという。

 記名会は30日まで。期間中に会場で寄付した人もその場で記名できる。1枚3千円。午前9時から午後4時半(30日は午後3時)まで。問い合わせは市教育委員会歴史文化財課(電)029・306・8132。