産経ニュース

九大箱崎キャンパス跡地再開発 まちづくりにIoT活用案

地方 地方

記事詳細

更新


九大箱崎キャンパス跡地再開発 まちづくりにIoT活用案

 九州大の移転に伴う福岡市東区の箱崎キャンパス跡地(約50ヘクタール)の再開発をめぐり、市と九大、地元住民らで構成する協議会は26日、自動運転のコミュニティーバスで高齢者らの移動をサポートするなど、少子高齢化に対応するため、まちづくりにIoT(モノのインターネット)を積極活用する最終案を決めた。

 持続的な町の発展を目指す。障害者らの歩行を支援する小型移動機器「パーソナルモビリティー」も導入し、安全で快適な移動サービスを提供する。

 他にIoT端末で子供や高齢者を見守るなど、最新技術を取り入れる。

 協議会では、委員の学識者や地域住民から「最新技術を公募要件にすると、手を挙げる人が限られる」などの慎重意見も相次いだ。市側は、実証実験を重ねて実現可能性を検討すると強調した。

 九大は同市西区の伊都キャンパスへの移転を9月に完了する。箱崎地区では早期の再開発を目指す。

 市と九大は意見を踏まえ、再開発の基本方針となる全体構想を7月に策定する。平成32(2020)年度から事業者の公募を始め、34年度から順次、開発に着手する。