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四条通地下道を展示スペースに 活性化へ7月から活用

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四条通地下道を展示スペースに 活性化へ7月から活用

 京都市の四条通の真下を通る地下道(約1・1キロ)が7月から、写真や絵画などを展示する文化スペースとして活用されることになった。活性化を協議してきた市と阪急電鉄、四条繁栄会商店街振興組合が発表した。中央エリアの壁面を補修するなどして整備する。柱が点在する構造から小規模店舗の設置は難しく、空間を最大限に生かすには文化的な催しが最適と判断した。

 寺町通-高倉通付近の約380メートルについては、白を基調に天井を塗装し、傷みが激しく雨漏りしていた壁面を補修する。この区間のうち御幸町通-富小路通付近の約200メートルで、7月27日から明治150周年を記念して明治から現代に至る京都のまちの変遷をテーマにした写真展を開催する。その後、「未来の京都」をテーマに市立小学校14校から約300点を集めた絵画を展示する。門川大作市長は「地下空間を通ることで歴史や文化を学べる。将来的には経済活動の場など、さまざまな可能性を探りたい」と話した。

 四条通の地下道は昭和38年、阪急京都線の烏丸-河原町間の延伸に伴い整備された。長年通路としてだけ使われ、市民から活用を求める声が上がっていた。