産経ニュース

九電社長の週刊瓜生通信が最終回 「挑戦し、成功せよ」

地方 地方

記事詳細

更新


九電社長の週刊瓜生通信が最終回 「挑戦し、成功せよ」

番組最終回で思いを語る瓜生氏(九電提供、画像の一部を加工しています) 番組最終回で思いを語る瓜生氏(九電提供、画像の一部を加工しています)

 九州電力の瓜生道明社長が、社員に自らのメッセージを発信する社内テレビ番組「週刊瓜生通信」が22日、最終回を迎えた。平成26年8月に始まった放送は計158回を数えた。瓜生氏は社員に、仕事に対する当事者意識と挑戦する心をこの先も大切に持ち続けるべきだと訴えた。

 「放送を始めたころは社外との関係はもちろん、社内でも経営陣と社員の信頼関係も弱くなっていた」

 瓜生氏はこの日の番組冒頭で、こう切り出した。

 九電は東日本大震災(23年)の後、原子力発電所の稼働を長期間、停止した。

 その影響で、電気料金は大幅な値上げを余儀なくされ、社員らは基本給のカットなどで追い込まれた。

 瓜生氏は「再び値上げする選択肢もあったが、やればその対応で、全社がばらばらになりかねかった。社員の気持ちをつなぎ止めるため、その時々の状況を伝えようと番組を始めました」と淡々と振り返った。

 原則、毎週1回の10~15分番組で瓜生氏の日ごろの業務報告が中心だったが、最後に選んだ話題は鹿児島にいまなお息づく「薩摩の教え・男の順序」だった。

 「何もせず、批判だけするような人物には決してなるな。何かに挑戦し、成功せよ」という教えだ。

 瓜生氏は、東京電力グループの新電力、テプコカスタマーサービス(東京)の長崎桃子社長がその教えを座右の銘にしていると紹介し、「われわれも同じ思いを持つべきだ」と強調した。