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千葉県、ブロック塀を緊急点検 要改善68カ所は月内に

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千葉県、ブロック塀を緊急点検 要改善68カ所は月内に

 県は21日、18日に大阪府北部で発生した震度6弱の地震で、小学4年の女子児童がブロック塀の下敷きになって亡くなったことを受け、ブロック塀の緊急点検と安全対策の徹底を各土木事務所に通知し、市町村にも要請した。県によると、今年2月に行った調査では、小学校や保育園、幼稚園のスクールゾーンで68カ所が撤去や補修が必要な「要改善」となっており、この68カ所について、29日までに緊急点検を行い、報告を求める。

 地域別では、香取市13カ所▽勝浦市と酒々井町が各9カ所▽鴨川市7カ所▽一宮町6カ所▽銚子市と八街市といすみ市が各4カ所などとなっている。

 ブロック塀の安全対策をめぐっては、県教育委員会も19日、文部科学省の要請を受け、各市町村教委や約160の県立学校に対し、学校施設や通学路の安全確保を徹底するように要請。安全点検の徹底と危険箇所については、応急処置をとるほか、特にブロック塀がある学校については、入念な点検などの対応を求めている。

 県では、昭和62年12月の千葉県東方沖地震で市原市のブロック塀が倒壊し、20代の女性が死亡したことを受け、昭和63年度以降、毎年定期調査を行い、補修や撤去が必要な塀については所有者に指導していた。68カ所については、所有者が不明であったり、所有者の費用負担が困難で、補修や撤去に難色を示しているケースもあるという。