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足利市、HPに遊休農地情報 売買、賃貸など促進

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足利市、HPに遊休農地情報 売買、賃貸など促進

 足利市農業委員会は7月1日から、「市農地情報バンク」を設置し、遊休農地の情報を市ホームページ(HP)で提供する。同市によると、HPによる積極的な情報提供は県内初の試みという。

 足利市内の農地は今年3月末現在、約2300ヘクタールで、そのうち遊休農地は36ヘクタール。平成22年度は22ヘクタールで、遊休農地は年々増加傾向にある。後継者不足などが要因で、今後、食料自給率の低下、過疎化、耕作放棄による鳥獣被害の増加などが懸念されている。

 農業委には農業従事者から「後継者難で農地の管理が困難となった」との相談がある一方、農業法人からは「米麦などの大規模な営農を検討したい」などの問い合わせもある。

 これらの声を踏まえ、農業委が仲介役となり、農地利用最適化推進委員(20人)が遊休農地の売買、賃貸希望者の情報を収集し、経営拡大や新規就農者に情報提供することにした。水田・畑の土地所有者は農地情報バンクに登録し、HPで情報発信、利用希望者は申し込みカードを農業委事務局に提出する。

 農業委は「一元的に情報収集、発信することで、遊休農地の有効活用を促進させたい」としている。問い合わせは農業委事務局(電)0284・20・2238。 (川岸等)