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宇治川の鵜飼、来月の本番控え…「ウッティー」など11羽特訓中

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宇治川の鵜飼、来月の本番控え…「ウッティー」など11羽特訓中

 「宇治川の鵜飼(うかい)」(7月1日から)を前に、鵜匠(うしょう)と鵜が20日、宇治市の宇治川でトレーニングを行った。あいにくの雨のなか、人工孵化(ふか)で誕生した「うみうのウッティー」など鵜11羽が、投げられた餌の魚を元気に追いかけた。

 この日は、沢木万理子さんと江崎洋子さんの女性鵜匠2人が烏帽子(えぼし)に腰蓑(みの)といった装束を身につけ、沢木さんが5羽、江崎さんが6羽の鵜を操った。

 トレーニングでは、人工孵化で平成26年に初めて誕生した1羽と27年生まれの2羽のウッティー計3羽も魚を追った。ただ、宇治川は護岸工事の影響からか水位が低いうえ、水が濁って魚が見えにくい状態で、沢木さんは「ウッティーは落ち着かず、まだ慣れていない。トレーニングを重ねて(7月1日の)川開きに備えたい」と話した。

 宇治川の鵜飼では、野生の1羽が今月10日に死に、ウッティー9羽を含む計17羽が飼育されている。18日の健康診断では、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査や体重測定などが行われたが、問題はなかった。

 今年の鵜飼は9月30日まで。午後6時ごろから乗船を始め、荒天や増水のときは中止する場合がある。乗合船の料金は大人2千円、小学生千円。問い合わせは宇治市観光協会(電)0774・23・3334。