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甲府中心街にブドウ棚 設計士ら、「独特の景観」でにぎわい構想

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甲府中心街にブドウ棚 設計士ら、「独特の景観」でにぎわい構想

「ブドウアーケード」のイメージ(進藤設計事務所提供) 「ブドウアーケード」のイメージ(進藤設計事務所提供)

 山梨県内の設計士らが甲府市中心街にブドウ棚を設置する構想を進めている。特産品のブドウを生かした景観づくりで、にぎわいを演出したいという。先月に関係団体が協議会を立ち上げ、具体的な検討に入った。来春から50店舗の壁面に「ブドウ棚ゲート」を設置し、アーケードに拡大していきたいという。将来的には甲府駅南口の広場などにも広げたいとしている。

 協議会には、県建築設計協会など4団体の若手設計士ら二十数人のほか、甲府商工会議所、県造園建設組合、県立大、山梨大が参加している。

 プロジェクトリーダーで進藤設計事務所会長の進藤哲雄さん(70)は「ブドウ棚は山梨独特の景観。中心街の新しい景観形成に利用しない手はない」と話す。

 「ブドウ棚ゲート」は、店舗入り口の左右に柱となるブドウの鉢植えを一つずつ置き、上部の枝をブドウ棚の形でつなぎ、門状にしていく。

 「連なる複数の店舗で設置すれば、巨大なゲートになる。官公庁や金融機関、オフィスビルの入り口などにも展開できる」(進藤さん)という。

 市街地の屋外駐車場には郊外の観光農園のように、頭上にブドウ棚を広げたいという。歩行者専用の通りは道の中央に鉢植えを並べ「ブドウアーケード」を創出していく考えだ。

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