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ハウスで甘い「小原紅早生」 GIマーク付け初出荷 香川

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ハウスで甘い「小原紅早生」 GIマーク付け初出荷 香川

 ハウス栽培された香川県オリジナルのミカン「小原紅早生」の初競りが19日、高松市瀬戸内町の市中央卸売市場で行われた。国の地域ブランド登録制度「GIマーク(地理的表示保護制度)」を付けての初出荷に、関係者らは大きな期待を寄せた。

 小原紅早生は、温州ミカンからの突然変異で生まれた。皮や実が赤いことから“金時ミカン”とも呼ばれ、濃厚な甘さが特徴。JA香川県によると、今年は冬の低温に苦労したものの、徹底した管理の成果もあり、例年通りの良好な出来栄えという。

 昨年12月に「香川小原紅早生みかん」の名称で、県内で初めてGIマークに登録された。JA香川県高松市西部地域温室みかん部会の宮本正三部会長は「地元の良い果物として認められてうれしい。高い糖度と酸味のバランスの取れた味を楽しんでほしい」と話した。

 午前7時からの初競りでは、小原紅早生の最高品種「さぬき紅」が1箱(2・5キロ)当たり平均3350円で次々と競り落とされた。

 この日一番の高値は、仲卸業「五色青果」が“ご祝儀相場”で競り落とした1箱(25玉入り)の100万円。山下秀実社長は「小原紅早生は味が良いので自信を持って販売できる。GIマーク登録を機に、もっと全国にアピールしていきたい」と期待を込めた。

 出荷は8月中旬まで続き、お中元などのギフト商品として全国に出回る。