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松本大が「体力測定」出前カー開発 企業向け、健康指導も 長野

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松本大が「体力測定」出前カー開発 企業向け、健康指導も 長野

本大学が開発した体力測定車。どこにでも出張に行けて、屋外でも測定できる=松本市 本大学が開発した体力測定車。どこにでも出張に行けて、屋外でも測定できる=松本市

 企業に1台の車両で出向いて体力測定と健康指導を施す-。そんな車両を長野県の松本大学が開発した。医療機関で時間をかけて健康状態をチェックする必要のない「出前型」なのが最大の売りで、高齢化が進む中、将来的には、医療費削減にもつながると期待される。同大は今後、測定・指導を希望する中小企業や自治体を募り、広く浸透させていく考えだ。(久保まりな)

 ◆エアロバイクも搭載

 車両はワンボックスで、脚筋力測定器のほか、エアロバイクや握力計、体組成計、長座体前屈計といった5種類の機器が積み込まれている。1台あれば、体脂肪量や筋肉量、体力など健康指導に必要なデータが測定できるという。

 例えば、エアロバイクでは、約12分間、自転車を漕いで持久力を測る。脂肪燃焼や筋力アップをするには、どのくらいの心拍数が求められ、どの程度の負荷をかければよいのかが分かる。

 5種類全ての測定時間は1人約30分。得られたデータを基に、健康運動指導士が「急ぎ足で1日○分歩いてください」などとアドバイスする。受診者は、1日の消費カロリーなどが表示される機器を持ち歩き、運動を継続。その後、3カ月~半年後に再度、体力を測定して成果を確認する-という仕組みだ。

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