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自民茨城県連、県議選に現職39人公認 全員当選狙う 参院選は上月氏

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自民茨城県連、県議選に現職39人公認 全員当選狙う 参院選は上月氏

 自民党県連(梶山弘志会長)は18日の選挙対策委員会で、来年夏の参院選の公認候補として現職の上月良祐氏(55)を党本部に申請することを決めた。同時に、12月に見込まれる県議選に向け、現職39人を第1次公認候補に決定し、発表した。(丸山将)

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 「県議選で全員当選を目指し、参院選の得票も伸ばしたい」

 党県連の田山東湖幹事長は選対委後の記者会見で、こう力を込めた。平成25年の参院選で、新人候補だった上月氏は他の候補者を圧倒する56万票超を集めて初当選を飾った。さらなる票の上積みを狙う党県連は、県議選と来春の統一地方選で地方組織を強めて結果を残し、参院選に弾みを付けたい考えで、県議選、統一地方選、参院選の“三段跳び”で党勢拡大を図る戦略だ。

 だが、今回の県議選は選挙区の変更と定数削減があり、党県連は「苦しい戦いになる選挙区もありそうだ」(田山氏)と危機感をあらわにしており、例年より3カ月ほど早い1次公認の発表に踏み切った。

 現職では、先崎光氏=那珂市選挙区=だけが1次公認候補に入っていないが、先崎氏には県議選後の那珂市長選に出馬するよう地元支援者から要請が相次いでいるという。先崎氏は市長選への出馬を明言していないが、「各方面に迷惑をかける可能性がある」として公認申請を見送った。

 昨夏の知事選で自民党が推薦した大井川和彦氏を積極的に支援しなかったなどとして、県議会会派「いばらき自民党」から会派離脱の処分を受けた現職3氏の名前も1次公認候補のリストにはなく、田山氏は「今回の県議選で公認することはない」と明言した。

 田山氏は2次公認以降について「新人を含めて候補者が固まり次第、発表していく」と語り、「一人でも多くの候補者を立て、全員当選に向けて頑張っていく」と早くも戦闘モードを鮮明にした。