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富士登山にヘルメットを 富士吉田市、預かり金2000円に 山梨

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富士登山にヘルメットを 富士吉田市、預かり金2000円に 山梨

富士登山で市役所が貸し出すヘルメット=18日、富士吉田市役所 富士登山で市役所が貸し出すヘルメット=18日、富士吉田市役所

 7月1日の富士山の山開きに向け、山梨県富士吉田市は噴石や落石などへの備えとして、登山者にヘルメットの着用を強く呼びかける。同市は昨夏、6合目でヘルメットの貸し出しを始めたが、利用者は1日平均4・4個と低迷した。今夏は専門のスタッフを配置するほか、ポスターとチラシを作成してPRに努める。(昌林龍一)

 富士吉田市富士山課によると、ヘルメット貸し出しは平成26年の御嶽山(長野、岐阜両県)噴火を教訓に昨夏導入した。

 昨年は夏山期間(7月1日~9月10日)に6合目の安全指導センターに、子供用を含む200個を用意。3千円の預かり金で貸し出し、返却時に返金する仕組みだったが、貸し出し個数は計316個で、1日当たり約4・4個だった。

 市は今夏、利用を増やすため預かり金を2千円に引き下げる。委託業者の専門スタッフを同センターに配置し、24時間態勢で貸し出しを行う。ヘルメット持参者には着用を訴え、着用者数の集計も行う。

 同課は昨夏、登山者にアンケートを実施。回答者286人のうち78人がヘルメットの貸出制度を「知らなかったし、借りなかった」と回答した。

 着用しない理由としては「重い」「蒸れる」「格好悪い」といった声があったという。

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