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芦原温泉駅を「和」と「食」満載に 経済同友会提言 景観に統一感/地元農産物市場も

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芦原温泉駅を「和」と「食」満載に 経済同友会提言 景観に統一感/地元農産物市場も

 平成35年春の北陸新幹線県内延伸で駅周辺整備の提言を行っている福井経済同友会は、芦原温泉駅(あわら市)での提言を発表した。温泉街の「和」のイメージで周辺の景観に統一感を持たせるほか、同市の農産物などを扱う観光市場の整備を提案している。

 新幹線新駅を「北の玄関口」として充実させ、1日の乗降客5千人実現を目指し、6項目を提案した。

 観光市場「あわらデリシャスマーケット」(仮称)は、メロンやスイカ、イチゴなどの果物、特産サツマイモ「とみつ金時」といった野菜を販売し、食の魅力をアピール。イートインスペースの検討も促している。食の関連では同市北部の広域農道フルーツラインを磨き上げ、魚介が豊富な三国港(坂井市)とつないだ食の街道化も提言した。

 観光客の利便性や周遊性を高めるため、温泉組合や大手旅館によるバスの共同運行もあげた。また、ビジネス客の利用を見込み、立体駐車場整備やビジネスホテルの誘致も盛り込んだ。民間資金の活用も提案している。

 あわら市役所で記者会見した江守康昌代表幹事は「芦原温泉駅は他の温泉地と比べ、食の点で優位にある」と述べた。提言書を受け取った佐々木康男市長は「たくさんのヒントをいただいた。新幹線効果が広く波及するよう、反映させていく」と話した。