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宮島名物の巨大しゃもじ姿消す トイレ建設に伴い

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宮島名物の巨大しゃもじ姿消す トイレ建設に伴い

 世界遺産・厳島神社がある宮島(廿日市市)の表参道商店街に設置され、観光名所として親しまれてきた巨大しゃもじが15日、観光客用のトイレ建設に伴い移動した。しゃもじは倉庫で保管するため当面見られなくなるが、補修した上で、平成33(2021)年にオープン予定の多目的ホールなどが入る市の施設で再び展示する。

 午前8時からの移動作業では、立て掛けられていたしゃもじをクレーンでつって横に倒し、慎重に運び出した。

 宮島はしゃもじ発祥の地と言われ、現在も特産品として有名。巨大しゃもじは長さ約8メートル、最大幅約3メートル、重さ約2・5トン。8年に厳島神社の世界遺産登録を記念して設置された。

 巨大しゃもじはしばらく姿を消すことになるが、観光で訪れていた川崎市の高橋真美さん(52)は「宮島といえばやはりしゃもじ。見られなくなるのは寂しい」と話した。