産経ニュース

在日コリアン差別落書き、公園など28カ所 川崎市が被害届

地方 地方

記事詳細

更新


在日コリアン差別落書き、公園など28カ所 川崎市が被害届

 川崎市は、市内の公園のベンチなどに在日コリアンらに対する差別的な落書きが計28カ所見つかったと発表した。そのうち、市の所有物について、市は器物損壊容疑で県警に被害届を出している。

 市によると、6日午前、同市高津区久地の広場を清掃していた区職員らがベンチに落書きされているのを発見。7日にも高津署から近くの公園に落書きされたベンチがあるとの連絡を受け、確認を進めたところ、4カ所で被害が確認された。

 5カ所はいずれも油性マジックで書かれており、市はベンチをブルーシートで覆うなどの措置を取った。その後も橋の柵や欄干、公園のベンチなど21カ所で落書きを新たに確認した。

 14日には、同市多摩区内のバス停2カ所のベンチにそれぞれ落書きがあるのを、通勤中の区職員が発見した。

 同市川崎区では3日、計画されていた講演会がヘイトスピーチに反対するために集まった数百人の抗議で中止になった。抗議した市民団体によると、講演会の主催者は在日コリアンへの差別や偏見を助長する主張を続けていた。

 福田紀彦市長は「落書きが続いていることに強い憤りを感じている。撲滅に向け、警察と連携しながらパトロールを強化していく」とコメントした。