産経ニュース

「ウサギの島」に36万人 4年連続最多更新 広島

地方 地方

記事詳細

更新


「ウサギの島」に36万人 4年連続最多更新 広島

 「ウサギの島」として知られる竹原市の大久野島を平成29年に市外から訪れた観光客数が36万2336人(前年32万7013人)に達し、過去最多だったことが、市のまとめでわかった。4年連続の最多更新で、市は「ウサギに触れあえる魅力が全国に広がり続けている」としている。

 ウサギの島としての人気は、野生のウサギが多く島内に生息していることがインターネットの無料配信動画を通し、主に海外で注目されたのがきっかけで高まったとされる。平成25年に378人だった外国人観光客は、翌26年には5564人と約15倍に増加。27年に1万7215人、28年には最多の1万8157人を記録した。

 昨年は1万4358人でやや減少したものの、国内客の増加は続き、全体では大幅に増えた。

 「外国人に人気」との情報が拡散して国内でも認知度が高まっていることに加え、山陽新幹線三原駅から徒歩5分ほどの三原港と大久野島を結んで土・日曜と祝日に運航される高速船が昨年4月に就航したことも増加の要因という。

 一方、市が併せて発表した、昨年1年間の市全体の観光客数は90万9515人。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のゆかりの地として有名になった27年の101万8287人をピークに、28年の97万2528人に続いて減少した。

 エリア別では、国の重要伝統的建造物群に選定されている町並み保存地区の落ち込みが目立っており、市は首都圏を中心に観光プロモーションを展開することなどで誘客をはかるとしている。