産経ニュース

新潟知事選あす投開票 3候補ラストスパート

地方 地方

記事詳細

更新


新潟知事選あす投開票 3候補ラストスパート

 米山隆一前知事の辞任に伴う知事選は10日、投開票される。元五泉市議の安中聡氏(40)、元海上保安庁次長で元副知事の花角英世氏(60)=自民、公明支持、元県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=の無所属新人3氏が人口減少問題や産業振興などを争点に激しい選挙戦を繰り広げている。選挙戦最終日の9日は各候補者が県内各地を奔走し支持を求める。

 平成22年の参院選、今年1月の五泉市長選で自転車での選挙活動を貫いてきた安中氏は今回、選挙カーを使って県内を一巡。精力的に街頭演説をこなし、東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の廃炉や、公正な社会の実現を訴えてきた。

 花角氏の陣営は自民・公明両党の大物議員は招かず、地元各界から幅広く支援を受ける「県民党」を意識した選挙活動を継続。花角氏は「県民丸の船長を私に任せてください」とアピールしながら、粟島を含め県内を駆け巡った。副知事の経験をアピールするとともに、原発再稼働への対応や子育て環境の整備、交通の利便性向上などの政策を訴え続けてきた。

 池田氏の陣営は野党各党の党首や、知名度のある人気議員を応援に招いて国政批判を展開。政権批判票の受け皿になろうと、森友・加計学園問題を持ち出して自民党支援の花角氏のイメージダウンを狙う戦略で支持を広げようと躍起だ。池田氏は柏崎刈羽原発について「私が当選しなかったら多分原発は動く。県知事が最後のとりでだ」と主張している。

                   ◇

 県議補選も10日、上越市と南魚沼市・南魚沼郡の2選挙区(いずれも欠員1)で投開票される。

 上越市選挙区にはいずれも新人で無所属の元高校教頭、斎京(さいきょう)四郎氏(52)=自民、公明推薦=と諸派の元上越市議、平良木(ひららぎ)哲也氏(60)=共産、自由、社民推薦=の2氏が立候補。南魚沼市・南魚沼郡選挙区ではいずれも無所属新人の会社役員、石坂浩氏(52)と団体役員、樋口秀敏氏(57)=共産、自由、社民、民進党県連推薦=の2氏が立候補し、舌戦を繰り広げた。