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静岡・旧青葉小で最後の展覧会 9日から近代史資料展

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静岡・旧青葉小で最後の展覧会 9日から近代史資料展

 静岡市葵区追手町の旧青葉小学校校舎で、9日から静岡の近代史を貴重な資料約60点でたどる「静岡発 近代日本のはじまり」展が開かれる。50年以上の歴史を有し、平成19年に統廃合によって惜しまれながら閉校した旧青葉小。校舎はそのまま市や民間団体が事務所やイベントスペースとして利用してきたが、7月から解体されるため、同展が最後の展覧会となる。

 同展では「静岡の明治維新」をテーマに、渋沢栄一が設立した「静岡商法会所」や身分を問わず子供に勉学を教えた「静岡学問所」など、当時としては先進的だった施設を紹介。静岡学問所ゆかりの「葵文庫」の貴重な蔵書や、明治から昭和初期にかけての静岡の姿を伝える写真や資料も多数公開されている。

 旧青葉小校舎の跡地には静岡市が歴史文化施設(仮称)を建設し、およそ3年後に開館の予定。同展はこの施設のプレ展示と位置づけられており、市は今回得た展示や資料収集、集客のノウハウを新施設の運営に生かすことにしている。

 「静岡発 近代日本のはじまり」展は9~24日、午前10時~午後5時(金曜は午後7時まで)。入場無料。問い合わせは市文化振興財団(電)054・255・4746。