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千葉知事、11月にシンガポール・ベトナムへトップセールス

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千葉知事、11月にシンガポール・ベトナムへトップセールス

11月にシンガポールとベトナムへのトップセールスを行うと発表した森田健作知事=7日、県庁(永田岳彦撮影) 11月にシンガポールとベトナムへのトップセールスを行うと発表した森田健作知事=7日、県庁(永田岳彦撮影)

 森田健作知事は7日の会見で、11月にシンガポールとベトナムへトップセールスを行うと発表した。知事の海外トップセールスは今年2月のタイ以来で、7回目。これまでは台湾、タイ、マレーシアで行ってきたが、シンガポールとベトナムは初めて。シンガポールは県産農産物の輸出拡大、ベトナムでは本県への観光客誘致や経済分野での交流促進につなげる狙いだ。

 日程は、11月15~18日がシンガポール、18~21日にベトナムで計7日間。

 森田知事は「これまでのトップセールスの成果も出ている。両国との交流、本県経済の活性化につなげたい」と意気込みを述べた。

 また、両国の印象についてはいずれも親日国で、「シンガポールは俳優時代に何度も行った。日本食に理解もあり、東南アジアの情報発信拠点。ベトナムは行ったことがないが、高い経済成長が続き、訪日客も大きく増えており、非常に楽しみ」と語り、PRに意欲をみせた。

 県によると、平成29年の本県からシンガポールへの農林水産物や加工品の輸出額は計1億5500万円で、ベトナムから本県への訪日客の宿泊人数は3万2710人。いずれも近年増加傾向にあるという。

 一方でトップセールス後も、県産農林水産物の輸入一時停止措置解除の見通しがなかなか立たない台湾について「私たちには計り知れない難問があるのかもしれない」と指摘。これまでの訪問で県の立場については一定の理解が得られているが、措置の解除には台湾当局の政治的決断が必要になるとの見方も示唆した。