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梅兵庫・播磨の児童140人、雨晴れの下「赤米」田植え 

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梅兵庫・播磨の児童140人、雨晴れの下「赤米」田植え 

赤米などの苗を水田に植えていく児童ら 赤米などの苗を水田に植えていく児童ら

 米作りを体験しようと、県立考古博物館(播磨町大中)近くの水田で7日、町立蓮池小5年の児童約140人が田植えを行った。児童らは梅雨晴れの空の下、熱心に赤米などの苗を植え付けていた。

 赤米は品種改良が重ねられる前の稲の原始的な形態を保った品種で、主に神社の神田で栽培され、祭祀(さいし)などに用いられてきた。玄米の表面が赤く、一般的な稲の2倍近くの約130センチの高さにまで成長する。

 同館では古代の稲作の状況を研究するため平成20年から近くの水田を借りて赤米の栽培に着手。同小は授業の一環として、毎年この水田を使って田植え体験を行っている。

 児童らは水田に裸足で入り横一列に並んだ。泥に足をとられ悪戦苦闘する児童もいたが、赤米のほか、紫黒(しこく)米やヒノヒカリの苗を等間隔に次々と植えていった。

 10月半ばには同小の児童らによる稲刈りを予定。その後、収穫した米は学校給食で振る舞われるという。同小5年の藤本向日葵(ひまわり)さん(11)は「昨年も田植えをしたので、うまく植えられた。収穫した米を給食で食べるのが楽しみ」と声を弾ませていた。