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ヤマサキカズラ、「奇跡」の開花 草津の植物公園

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ヤマサキカズラ、「奇跡」の開花 草津の植物公園

 草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で、パプアニューギニア原産の「ヤマサキカズラ」が花を咲かせた。同園によるとこれまで国内で開花した例はないという。平成14年から栽培しており、約16年で開花にこぎつけた。

 ヤマサキカズラは水中でも生育可能なサトイモ科のツル性植物。主に観葉植物として愛好家に親しまれているという。

 同園によると、先月14日に10センチほどのつぼみを確認。7日朝に高さ約20センチのクリーム色の花が咲いているのが確認された。

 栽培方法は特に変えていないといい、職員は「まさか花が見れるなんて思いもしなかった」と驚いた様子で話す。初めての経験で、花はいつまで楽しめるか分からないという。

 約35年前、パプアニューギニアの熱帯雨林の池のほとりでこの植物を発見し、ヤマサキカズラの名付け親となったヤマサキ水草園(京都市下京区)の代表取締役、山崎(やまさき)美津夫さん(87)は「つぼみができたと聞いただけでわくわくした。本当に奇跡みたいだ。なぜ咲いたかは分からない」と話す。

 友人と同園を訪れた京都市の会社員、趙瑞萍(ちょう・るいぴん)さん(27)は「歴史的な日に訪れることができてラッキー」と話していた。