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京都高島屋、幻の「マドレー染」再現した浴衣発売

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京都高島屋、幻の「マドレー染」再現した浴衣発売

 京都発祥の幻の染色技法「マドレー染(ぞめ)」のデザインをインクジェット技術で再現した女性用浴衣を、京都高島屋(京都市下京区)が商品化し、6日発売した。

 マドレー染は大正時代に誕生。板の上に落とした色糊を撹拌(かくはん)して多様な模様にし、布地に転写する技術で、唯一無二の独特の絵柄ができるという。ただ、和装需要の低迷で昭和の終わりには廃れた。

 今年の浴衣商戦に合わせ、京都高島屋がオリジナル商品として企画。デザインを保有する地元企業のマドレー(同市中京区)や京都女子大と共同開発した。同店バイヤーの石塚麻紀子・呉服部課長は「京都発祥の伝統技術の魅力を発信したい」。税込み4万1040円で、4柄を用意し計12着を限定販売する。