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純米酒、どの85がお好み? 但丹地域の3蔵元、新品種米使用の銘柄発売 兵庫

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純米酒、どの85がお好み? 但丹地域の3蔵元、新品種米使用の銘柄発売 兵庫

山名酒造 山名酒造

 県産酒米の新品種「Hyogo Sake 85(ヒョウゴ サケ エイティーファイブ)」で仕込んだ純米酒が丹波、但馬両地域の蔵元3社から発売された。県立農林水産技術総合センターが日本酒の海外展開を視野に入れて育成した酒米で、各銘柄は第1弾として香港で8月に出品される予定だ。

 新酒米は、県北部の気候にあわせて開発された極早生種で、いもち病に強く、稲穂も倒れにくい。酒米の中心にあり、こうじ菌が活性化する「心白」が大きいのが特徴という。

 山名酒造(丹波市市島町上田)の「Hyogo Sake No.85」は精米歩合60%。地元で収穫した約1800キロを使った。山名純吾社長は「口の中で広がる香りを楽しんでほしい。キレの良さが特徴」と話す。

 此の友酒造(朝来市山東町矢名瀬町)は精米歩合65%の「兵庫酒八十五」で、養父市内で栽培された約1300キロを使用。木村祥三社長は「すっきりした口あたり。期待以上の良い味に仕上がった」と強調する。

 香住鶴(香美町香住区小原)の「Hyogo Sake 85」は63%の精米歩合。新温泉町内で収穫の約1200キロを使い、福本澄子専務は「香り穏やかで、のどごしが良い。海外販路を広げたい」と期待する。

 各蔵元とも720ミリリットル瓶と1800ミリリットル瓶を販売。それぞれの問い合わせ先と価格(いずれも税込み)は次の通り。

 山名酒造((電)0795・85・0015)1728円、3456円▽此の友酒造((電)079・676・3035)1700円、2980円▽香住鶴((電)0796・36・0029)1944円、3078円