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リンケージ人口、見えぬ道筋 42年後に4倍 山梨知事、試算を再公表

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リンケージ人口、見えぬ道筋 42年後に4倍 山梨知事、試算を再公表

定住人口とリンケージ人口 定住人口とリンケージ人口

 後藤斎知事は5日の会見で、就任後の平成27年9月の「県人口ビジョン」で打ち出した県独自の「リンケージ人口」について、今年の暫定値と2060年までの見通しを発表した。今年は6万4700人で、定住人口と合わせると88万4千人になるとした。2060年にはリンケージ人口が25万5千人に拡大し、減少する定住人口と合わせて100万人を達成できる-との前回試算を再公表したが、具体的な道筋は示さなかった。来年の知事選に向け、人口問題への姿勢が改めて厳しく問われそうだ。 

 後藤知事は27年1月の知事選で、「リニア開業後の県人口100万人」を公約したが、就任半年後に「リンケージ人口」を合わせて2060年に100万人と軌道修正した経緯がある。

 知事は5日の会見で「観光や一時居住などが増えれば、消費も増えて県経済全体にプラスになる」と自然・社会減が進む定住人口を補う役割として、リンケージ人口を高める意義を強調した。

 今年の暫定値は27年の約4万4千人より多いが、県は観光客増加や県独自の調査項目を加えたため、上方修正したとしている。確定値は2年後に発表する。

 今年の暫定値6万4700人の内訳は、毎年宿泊する観光客(訪日外国人を除く)約5万5千人▽別荘など利用者(2地域居住人口)約7千人▽帰省者約3千人-とした。

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