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「土庄・宝生院のシンパク保全を」 NPO法人が支援金

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「土庄・宝生院のシンパク保全を」 NPO法人が支援金

 香川県のNPO法人「香川のみどりを育む会」(川西玉夫理事長)は、土庄町にある国指定特別天然記念物「宝生院のシンパク」の管理の必要性を認識してほしいと、小豆島霊場54番札所・宝生院に支援金約27万円を寄贈した。

 同会は平成17年、緑豊かな県を目指して樹木医や緑をサポートする有志が中心となって結成された。樹木の診断・治療を通しての保護育成、講習会や相談所の開設で県民の植物に対する関心の高揚を図る活動を続けている。

 5月27日に寄贈された支援金は、会員らが一般に向けて開催する講習会の入場料などを積み立てた。県樹木医会の会長も務める川西理事長は「樹木の管理には多大な費用を要する。貴重な樹木なので関係者は理解して末永く守ってやってください」と同寺の高橋寿明住職に手渡した。

 宝生院のシンパクは樹齢約1600年といわれている。寺では保存会をつくり、樹勢回復に向けて周囲の土壌改良を続けている。踏み固め防止対策として設置中のウッドデッキは8月末に完了するという。

 高橋住職は「シンパクの保全、再生のため大切に運用します」と受け取り、川西理事長に感謝状を贈った。