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地上イージス、「新屋演習場」候補地に 防衛政務官、秋田知事らに説明

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地上イージス、「新屋演習場」候補地に 防衛政務官、秋田知事らに説明

 ミサイル防衛強化策として、政府が平成35年度の導入を目指す地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、防衛省の福田達夫政務官が1日、県庁を訪れ、「陸上自衛隊新屋演習場を『最適候補地』としたい」と佐竹敬久知事と秋田市の穂積志市長に伝えた。夏以降に地盤などの実地調査を行う方針も説明した。佐竹知事と穂積市長は、調査前に住民説明会を複数回、開催することを要請、福田氏は「検討する」と応じた。

 福田氏は候補地の選定にあたり、(1)防衛上の観点から日本海側の北と西に2基をバランス良く設置できる(2)レーダーと発射台の運用に広く平らな場所で電力・水道を安定的に供給できる-などの条件を検討。全国の自衛隊施設を検証した結果、秋田市の新屋演習場と、山口県萩市の陸上自衛隊むつみ演習場が選定されたと説明した。

 新屋演習場は住宅地に近く、風力発電設備も近隣にあるため、地元には配備によって、「テロの標的になりかねない」「レーダーによる電波の影響が心配」といった懸念がある。佐竹知事は「『配備ありき』ではなく、住民に丁寧な説明をしてほしい」と要望した。

 福田氏は同日朝、新屋演習場付近を視察したといい、「非常に住宅地に近い。恒常的な施設を置くことで住民の十分な理解を得たい」と話した。国際情勢が流動化する中での必要性については「朝鮮半島情勢について確定的なことは言えない」と理解を求めた。

 説明後、佐竹知事は「国防上の方向性が変わった場合、どうするかは示してほしかった」と語った。