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塩山温泉開湯600年 旅館寄席で元気に 「笑顔のおもてなし」誘客期待

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塩山温泉開湯600年 旅館寄席で元気に 「笑顔のおもてなし」誘客期待

寄席で塩山温泉郷を盛り上げようと意気込む丸一仙三さん(中央)ら実行委メンバー=31日、甲州市塩山上於曽 寄席で塩山温泉郷を盛り上げようと意気込む丸一仙三さん(中央)ら実行委メンバー=31日、甲州市塩山上於曽

 塩山温泉を演芸で盛り上げよう。甲州市の塩山地区に住む太神楽芸人と温泉旅館、農園の有志が今月から、「塩山温泉郷寄席」を始める。同温泉は開湯600年で老舗宿が多いものの、近年は団体客の減少が続き、昭和の時代には10軒ほどあった旅館が5軒に半減したという。寄席は新たな誘客策として、宿の宴会場を活用して実施。定期的に開催することで温泉の新名物にしたいという。 

 企画した実行委3人のうち、太神楽(だいかぐら)の夫婦コンビ「かがみもち」の丸一仙三さん(42)は、甲府市生まれで都内の寄席などで活躍。4年前、妻、仙花さんと甲州市塩山上於曾に移住し、地域を楽しくしようと取り組んでいる。

 同温泉の旅館「宏池荘」専務、池田勇人さん(28)は温泉の復興を目指し、宿沢フルーツ農園代表の宿沢和也さん(37)も果物狩り客を長く塩山に滞在させたいと意欲を燃やす。

 実行委によると、寄席は各旅館の持ち回りで隔月で金曜に開催し、来年4月まで5回を予定している。県内出身の芸人が登場。初回の15日は旅館「ゆばた」で、落語家の三枝亭二郎さんが出演する。

 8月以降も日本舞踊・鼓、マジック、笛と和太鼓、大道芸などの芸人が自慢の芸を披露する。

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