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おそうじカヌーでごみ回収 中学生ら兵庫・猫崎半島を清掃

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おそうじカヌーでごみ回収 中学生ら兵庫・猫崎半島を清掃

猫崎半島の岩場で漂着物を回収する中学生ら=豊岡市竹野町 猫崎半島の岩場で漂着物を回収する中学生ら=豊岡市竹野町

 豊岡市竹野町の市立竹野中学校の生徒らが29日、猫崎半島の海岸で漂着物の回収を行った。中学生の職業体験「トライやる・ウィーク」にあわせ、地元住民らの「たけのスタイル推進協議会」が企画した初の試み。ジオカヌーに乗って陸路では行けない場所で作業した生徒たちは大量のごみに驚いていた。

 「おそうじカヌー」と名付けた取り組みで、竹野浜周辺の活性化を目指す同協議会が、子供たちに山陰海岸の現状を知ってもらい、古里の自然を守る意識につなげようと計画した。

 この日は、28日から始まった同ウィークで北前館などの町内施設が受け入れた2年生の男子生徒9人が参加。インストラクターとともに竹野新港からカヌーを操り、約300メートル北の猫崎半島に“上陸”した。岩場を歩き、拾い集めたごみは流木や発泡スチロール、ペットボトルのほか、漁具のロープや釣り具も。小型船に集め、同港まで運んだ。

 作業後、水田桔平さん(13)は「海や川にごみを捨てないでほしいと思った」、木瀬慎梧さん(13)は「普段目にしないところが、こんなに汚れてるとは思わなかった」と話した。同協議会は「こうした活動をもっと増やしたい。竹野の海岸をきれいにし、観光客を迎えるおもてなしの心を子供たちに伝えられれば」としている。