産経ニュース

香川県、定住支援策強化へ 今年度から専用相談窓口を設置

地方 地方

記事詳細

更新


香川県、定住支援策強化へ 今年度から専用相談窓口を設置

 香川県の浜田恵造知事は28日の定例記者会見で「人口減少が進み、地域活力の低下が懸念される中で、移住者が増加傾向にあることは大変喜ばしいと感じている」とした上で、移住者をさらに増やしていく施策として、今年度からの新規事業で移住者用の相談窓口となる「定住支援サポーター」を設置することなどを示した。

 県内への平成29年度の移住者は1375人と過去最多になった。移住・定住支援の強化などについての記者の質問に答えた。

 浜田知事は、移住者が多い小豆島の2町(小豆島町、土庄町)について「これまで島嶼(とうしょ)部での暮らしの魅力を積極的に情報発信していることなどが、移住者の増加につながっているのではないか」と述べた。

 その上で、移住体験ツアーなど施策の充実を図っている他の市町の移住者増加を期待し「成果が出ている施策の取り組みについて市町で情報共有して活用していくことも重要」と強調。県が東京・大阪事務所などに配置している移住コーディネーターを「実際の移住につなげていくための有効な手段」とした。

 「定住支援サポーター」は、移住者の長期的な定住につなげるための移住後の相談窓口。“先輩移住者”を委嘱する予定で、定住支援のほか移住者間の連携を図るため移住者交流会を開催する。

 このほかの施策強化として、インターネット広告を活用した情報発信や移住・定住をテーマにした漫画の製作・配布など、新たな手法による情報発信、住まいに関する相談体制の機能充実、仕事を求める移住希望者の支援-などを挙げた。