産経ニュース

藤井川ダムカレー1000食突破 茨城・城里、町おこしで高校生ら発案

地方 地方

記事詳細

更新


藤井川ダムカレー1000食突破 茨城・城里、町おこしで高校生ら発案

藤井川ダムを模した藤井川ダムカレー。Jリーグバージョンにはとんかつが載っている=22日午後、城里町下古内(上村茉由撮影) 藤井川ダムを模した藤井川ダムカレー。Jリーグバージョンにはとんかつが載っている=22日午後、城里町下古内(上村茉由撮影)

 城里町下古内にある藤井川ダムを模した「藤井川ダムカレー」がにわかに話題を集めている。発売から2カ月半で販売数は1千食を突破し、ダムファンからも町民からも愛される町の名物になりつつある。町内唯一の高校、県立水戸桜ノ牧高常北校の生徒と常磐大の学生らが企画、開発し、自分たちで資金を集めた自信作だ。 (上村茉由)

                   

 カレーは、ダムのすぐ近くにある町健康増進施設「ホロルの湯」のレストランで、850円で販売されている。町産米のご飯で堤体を、カレールーでダム湖を表現した。食べる際には、ご飯に刺さったバルブ(ウインナー)を抜いて“放水”も楽しめる。食器も町内在住の陶芸家に特注した。

 カレーの開発は、町の活性化を目指す高大官連携プロジェクトの一環で行われた。平成28年度に企画を固め、29年4月から同校の2年生が中心になって具体的なデザインについて議論や試作を重ねた。同校3年の興野沙葵(きゅうの・さき)さん(18)は「ひとつひとつの具材に意味合いが求められるので大変だった」と振り返る。

 食器代やPR費用などをまかなうため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを行った。生徒らが放課後にチラシを配るなどPRに励んだ結果、約2カ月で138万円が集まった。

続きを読む