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イラン遊牧民の手作り絨毯に癒やされて 和歌山で展示・販売会

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イラン遊牧民の手作り絨毯に癒やされて 和歌山で展示・販売会

 イランの遊牧民の女性が手作業で紡ぎ、草木で染色した羊毛の絨毯(じゅうたん)「ギャッベ」の展示・販売会「手仕事から生まれた絨毯 アートギャッベ展」が和歌山市下町の家具店「本家貴志タンス」で26日、始まった。売上金の一部は日本ユニセフ協会を通じて世界の子供たちへの支援に使われるという。6月3日まで。

 新潟市のインテリアショップ「ボー・デコール」がギャッベの良さを知ってもらおうと企画しており、今回で16回目。

 ギャッベは、標高約2千メートルの岩山地帯で放牧されたヒツジの毛を使用。寒暖差の厳しい環境に適応するため油分が多く含まれた毛を使うことから、手触りが良く、保湿性と保温性に優れている。会場には、染色せずにヒツジの毛をそのまま織り込んで約100年間使用され続けたギャッベや、健康長寿や子孫繁栄の祈りを込めて糸杉の模様を織り込んだギャッベなど、自然由来の優しい色合いのギャッベが200枚以上並んでいる。

 同店の津守孝信社長は「全てのギャッベが心を込めて一枚一枚手作業で織られた一点物。見るだけでも心が癒やされると思う」と話している。

 期間中無休。午前9時半~午後7時。問い合わせは同店(電)073・422・0303。