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「防災への努力 心強い」 知事が広島土砂災害被災地視察

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「防災への努力 心強い」 知事が広島土砂災害被災地視察

 湯崎英彦知事は25日、77人が犠牲になった平成26年8月の土砂災害で甚大な被害を受けた広島市の安佐南区と安佐北区の被災地を視察。砂防ダムや防災施設の整備状況を確認し、住民らと交流した。

 視察したのは、県や市、国が実施している砂防事業の現場など11カ所。

 安佐北区の市立三入(みいり)小学校に建設されている「ぼうさい碑」前では、三入地区の自主防災会連合会の新木信博会長(68)が碑を建設した経緯を湯崎知事に説明。土砂災害を語り継ぐために防災紙芝居を披露している同小6年の児童らとも交流した。

 終了後、報道陣の取材に応じた湯崎知事は「地域の人たちの防災への取り組みや、災害の記憶を伝承していこうという努力をとても心強く思った」と話し、砂防ダムなどの整備について「いろんな課題があるが、着実に乗り越えて進んでいる。関係者に敬意を表したい」とした。

 今年も梅雨の時期が近づいているため、「災害は本当にいつ誰の身に降りかかってもおかしくない。避難場所の確認などの対応をぜひやっていただきたい」と警戒を呼びかけた。