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傘に「こもれ日」の陰影 西桂の槙田商店が新技術で商品化

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傘に「こもれ日」の陰影 西桂の槙田商店が新技術で商品化

 郡内織物を製造・販売する槙田商店(西桂町小沼)は、県産業技術センターと山梨大が開発した特許技術を活用し、難しいとされてきたグラデーション(色の濃淡の変化)を表現した傘を商品化した。晴雨兼用の「こもれ日」で、柄はブナとカエデ(各4色)。縦糸と横糸で複雑な柄を表現する「ジャガード織り」をベースに、糸の折り方に工夫を加える新技術でグラデーションをあしらった。県産業技術センターによると、「糸一本一本の微細に異なる折り方を表す画像情報を織機に入力することで、微妙な陰影を再現した」という。

 槙田商店によると、「八ケ岳倶楽部」(北杜市大泉町西井出)から約3年前、「八ケ岳の自然の雰囲気を表現した商品がほしい」と依頼があり、協力関係にある同センターの技術を活用して商品化した。1本1万3千円(税別)。自社店舗やインターネットで販売している。