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茨城の交通事故死者50人に 神栖で中1死亡 全国ワースト9位

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茨城の交通事故死者50人に 神栖で中1死亡 全国ワースト9位

 24日午後、神栖市で中学1年の女子生徒が死亡する自転車と乗用車の事故があり、県警交通総務課は25日、今年の県内の交通事故死者数が50人に達したと発表した。24日時点の交通事故死者数は東京都と並び全国ワースト9位となっている。

 神栖署によると、24日午後3時35分ごろ、神栖市大野原の市道交差点で、同市大野原中央の市立中1年、杉村麻璃菜さん(12)が乗っていた自転車と、千葉県香取市小見川の飲食店従業員、宮内美由紀さん(29)の乗用車が出合い頭に衝突。杉村さんは全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。宮内さんにけがはなかった。

 現場は信号機や横断歩道のない交差点で、杉村さん側の道路に一時停止線があったという。

 交通総務課によると、死者が50人に達するのは昨年よりも14日遅く、統計が残る昭和47年以降、平成26年に次いで2番目に遅いペース。前年同期と比べ、事故発生件数は351件減の3548件、死者は4人減、負傷者は519人減の4493人だった。

 今年に入って亡くなった人の半分以上は歩行者と自転車で、約6割が高齢者だった。同課は「ドライバーは交通事故への危機感を忘れないでほしい」と求めている。

 県警は取り締まりを強化するとともに、ドライバーには日没30分前のライト点灯を、歩行者と自転車には反射材や明るい服装の着用を呼びかけている。(永井大輔)