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「無事です」タオルで発信 常総の町内会、災害時の安否確認

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「無事です」タオルで発信 常総の町内会、災害時の安否確認

「無事です」と書かれたタオルの使用例を示す防災士の川崎真吾さん、由佳さん夫妻=常総市中妻町 「無事です」と書かれたタオルの使用例を示す防災士の川崎真吾さん、由佳さん夫妻=常総市中妻町

 平成27年9月の東日本豪雨で、携帯電話に情報を一斉送信するシステムを活用し、住民の逃げ遅れを減らした常総市中妻町の「根新田町内会」が、災害時に住民の安否を確認するためのタオルを導入する。屋外に掲示して自分たちの無事を周囲に知らせ、負傷者の早期救出につなげる狙いがある。同町内会では自主防災組織を立ち上げ、6月の防災訓練で安否確認の“大作戦”を展開する。目指すは「災害犠牲者ゼロ」だ。(海老原由紀)

                   

 タオルは34センチ×100センチの大きさで、黄色地に大きく「無事です」とプリントされている。このタオルの存在を知った同町内会事務局の須賀英雄さん(67)が導入を提案した。インターネットで見つけた静岡県の業者に製作を依頼し、17日までに約100世帯分の120本が完成した。

 主に震災時の使用を想定しており、揺れが収まって家族全員が無事だった場合、玄関先やポスト、フェンスなど道路から見えやすい場所にタオルを掲げる。これに対し、タオルが見えない世帯は「手を貸してほしい」と判断される。タオルの有無で住民の安否が分かれば、救助が必要な世帯をすぐに把握でき、迅速な救助につなげられるというわけだ。

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