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宮崎・五ケ瀬町議補選で立候補ゼロ、県内初

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宮崎・五ケ瀬町議補選で立候補ゼロ、県内初

 現職町議の死去に伴う宮崎県五ケ瀬町議補選は22日告示されたが、締め切りまでに立候補の届け出がなく、欠員1の定数割れが続くことになった。県選挙管理委員会によると、記録が残る昭和57年以降、県内の市町村議選で立候補者ゼロは初めて。

 公選法は、市町村議会で議員定数の6分の1を超える欠員を認めていない。今回は町長選とあわせて補選が行われたが、五ケ瀬町議会は定数9人のためこの規定に該当せず、今後は平成33年7月の任期満了まで、欠員が生じたままとなる。

 五ケ瀬町は県北西部の中山間地にあり、人口約3900人。昨年7月投開票の前回町議選は10人が立候補した。現職の大半は60代で、最年少は56歳。奥村和平町議会事務局長は「議会の厳しい現状を、若者に知ってもらいたい。町を盛り上げてほしい」と話した。

 総務省や全国町村議会議長会によると、町村議選は過疎化や議員報酬の低さなどから出馬が減っている。27年の統一地方選で告示された全国373町村議選のうち、4町村で定数割れとなった。