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ウナギ、大きく育ってね 福井・水月湖で園児ら2350匹放流

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ウナギ、大きく育ってね 福井・水月湖で園児ら2350匹放流

 子供たちに生き物や環境への理解を深めてもらおうと、梅の里保育園(若狭町)の園児たちが21日、三方五湖の一つ、水月湖(同町)でウナギ約2350匹を放流した。

 ウナギの放流は海山漁協(同町)が毎年実施しており、数年前から園児たちが参加している。園児19人は鹿児島県内の業者が育て、空輸された体長約30センチのウナギが入ったバケツを受け取ると、「大きくなってね」などと声を掛けながら湖に放った。

 吉岡龍生君(5)は「ウナギに触ったが、怖くなかった。ウナギは好きなので楽しかった」と笑顔を見せた。

 放流したウナギは5年程で体長50~60センチまで成長する。県によると、三方五湖の昨年のウナギの漁獲量は約710キロ。漁業者の高齢化などから漁獲量は減っているという。同漁協の田辺善治組合長(64)は「水月湖で育ったウナギは食感がよい。今後も漁獲量の維持に努めたい」と話した。