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国重文の掛軸の複製公開 龍ケ崎

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国重文の掛軸の複製公開 龍ケ崎

精巧な作りの掛軸複製=龍ケ崎市馴馬町(海老原由紀撮影) 精巧な作りの掛軸複製=龍ケ崎市馴馬町(海老原由紀撮影)

 龍ケ崎市若柴町の金龍寺が所蔵する国指定重要文化財の掛軸4幅の複製が、同市馴馬町の歴史民俗資料館で展示中だ。市民に文化財の存在を知ってもらおうと作成し、公開した。専用のデジタル技術で絹地に転写し、職人が手を加えた精巧な仕上がりという。

 掛軸「絹本著色(けんぽんちょしょく)十六羅漢像」は、14世紀前半の制作とされる羅漢図全16幅で構成され、大正6(1917)年に重文指定を受けた。市によると、掛軸の寄託先の県立歴史館(水戸市)では、保存の観点から普段は非公開のため、約510万円かけて4幅の掛軸を複製した。

 展示室には、複製掛軸が完成するまでの工程や同寺にまつわる資料も紹介。展示は月曜除く27日まで。20日午後1時半からは歴史館学芸員による記念講演会が開かれる。