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蘇我馬子を顕彰 元興寺で創建1300年記念法要

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蘇我馬子を顕彰 元興寺で創建1300年記念法要

 元興寺(奈良市)の創建1300年を記念し、飛鳥時代に前身の法興寺(ほうこうじ)(飛鳥寺、明日香村)を建立した豪族、蘇我馬子(そがのうまこ)を顕彰する法要が19日、馬子の墓ともされる同村の石舞台古墳近くで営まれた。

 元興寺は、平城遷都後の養老2(718)年、国内初の本格的寺院とされる法興寺が飛鳥から平城京(奈良市)に移建。仏法興隆に尽くしたという馬子に感謝するため、『日本書紀』にある命日(5月20日)にあわせ、国営飛鳥歴史公園石舞台地区で営むことになった。

 法要にはゆかりの15寺院の僧侶が出仕。祭壇の前で、真言律宗・元興寺の辻村泰善住職が願文を読み上げ、読経が続いた。

 辻村住職は、「石舞台近くで法要ができ、よかった。古代史はまだ明らかになっていることが少なく、今後究明されていくことと思う。その上で、蘇我馬子並びに蘇我氏に対して正当な評価がされることを願う」と話した。