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春日大社薪御能、「翁」奉納で幕開け

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春日大社薪御能、「翁」奉納で幕開け

 奈良発祥の能楽4流(観世、金春(こんぱる)、宝生(ほうしょう)、金剛)が競演する「薪御能(たきぎおのう)」が18日始まった。春日大社(奈良市)では、金春流の能「翁(おきな)」を奉納する「咒師走(しゅしはし)りの儀」が行われ、参拝者らが興味深そうに見入っていた。

 「翁」は「能にして能にあらず」と言われ、天下太平を願う儀式的な曲。白い浄衣姿の3人が翁の面を着けて舞うと、大社本殿前にある舞殿は清らかな雰囲気に包まれた。

 夕方から興福寺(同市)で開催予定だった「南大門の儀」は、雨天が予想されたため、会場が県文化会館(同市)に移された。薪御能は19日もあり、南大門の儀は「頼政」(金春流)や「巻絹(まきぎぬ)」(観世流)が予定されている。問い合わせは市観光センター(電)0742・22・3900。