産経ニュース

山形でIWC日本酒部門授賞式 東北勢が6部門で最高賞

地方 地方

記事詳細

更新


山形でIWC日本酒部門授賞式 東北勢が6部門で最高賞

 世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門の審査会授賞式が18日、山形市であり、9部門のうち東北地方からは6蔵元が部門最高賞の「トロフィー」を受賞した。トロフィー9銘柄から、最高評価の「IWCチャンピオンSAKE」は7月、英ロンドンで発表される。

 日本開催3回目の日本酒部門には過去最高の456社の1639銘柄が出品。審査を経て金賞97銘柄が選ばれた。このうち、青森2、岩手1、秋田3、山形17、宮城2、福島7-と東北勢は32銘柄。山形県は5年連続トップだった。

 金賞銘柄から部門ごとで最高のトロフィーには、普通酒「天鷹 旨辛」(天鷹酒造、栃木)▽本醸造「初孫 伝承生もと」(東北銘醸、山形)▽純米「純米酒 月弓」(名倉山酒造、福島)▽純米吟醸「フモトヰ純米吟醸山田錦」(麓井酒造、山形)▽純米大吟醸「金雀40%」(堀江酒場、山口)▽吟醸「奥の松 あだたら吟醸」(奥の松酒造、福島)▽大吟醸「宮の雪 大吟醸」(宮崎本店、三重)▽スパークリング「一ノ蔵すず音Wabi」(一ノ蔵、宮城)▽古酒「貴醸大古酒 古時計」(加茂川酒造、山形)-がそれぞれ選ばれた。

 金賞に山形県の蔵元が多かったことに、審査員の大橋健一氏は「開催地だからといってげたを履かすことは一切ない。クオリティーが高かった」と述べた。

 吟醸酒部門のトロフィーに輝いた奥の松酒造の遊佐丈治代表は「福島は風評被害のまっただ中で販売は苦戦している。評価してもらえてうれしい」と話した。古酒部門のトロフィーに選ばれた加茂川酒造の鈴木一成社長は「この酒は45年前に父が造った酒。賞をいただき、父に感謝したい」と述べた。