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サワラ漁獲量回復へ 高松沖で採卵、受精卵94万粒確保

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サワラ漁獲量回復へ 高松沖で採卵、受精卵94万粒確保

 サワラの漁獲量回復に取り組む香川県は、高松市沖などの海域で種苗生産のための採卵作業を行った。ほぼ目標の約94万粒の受精卵を確保した。

 採卵などの作業は、瀬戸内海の11府県と各府県漁連などで構成する瀬戸内海海域栽培漁業推進協議会の一員として行った。

 県では8日夜、サワラ漁場に県有船を配備。漁船から刺し網漁で捕ったサワラを受け取り、船上で採卵・採精して人工授精した。

 受精卵は瀬戸内海区水産研究所屋島庁舎で孵化(ふか)されて約12万匹の稚魚(全長約4センチ)を生産する。稚魚は各府県で全長約7センチに中間育成し、6月下旬に地元でそれぞれ放流する。

 県のサワラ漁獲漁は昭和61年には1077トンあったが、平成10年には18トンにまで減少。同年から日本栽培漁業協会屋島事業所による種苗生産・放流が始まり、24年から同推進協議会で取り組んでいる。